【最新動向】LINEはもう古い。10-20代がチャットするのはあのSNS
2022.04.05
2011年6月、身近な大切な人とコミュニケーションをとることができるサービスとして誕生した「LINE」。
翌年の2012年には日本国内のユーザー数が急速に普及、現在では8600万人(日本人口の半数以上)が利用しています。
LINEは約10年で広く普及し当たり前に使われていますが、実は若い世代には少し違った認識が広まっています。
この記事ではデータ等をもとに「なぜLINEはもう古いのか」ということを紐解いていきます。
全世代に普及してきたチャットツール、LINEの「次」
「LINEがチャットツールの王者でしょ?それ以外の選択肢があるの?」という方も多いかと思いますが、じわじわと「別の選択肢」への乗り換えが始まっています。それが
メッセージのやり取りは基本InstagramのDMです。
です。実際にこれは、最近筆者が話した大学生の例ですが、もはや大多数が「LINEよりもまずはInstagram」という印象を受けます。LINEはもう古く、代わりにメッセージのやり取りに使われているのはInstagramのDM(ダイレクトメッセージ)なのです。
InstagramのDMが10-20代では使用率7割
これを裏付けるデータがあります。DM機能の使用率です。
Instagramユーザーの10,20代の女性に限れば、70%以上が使ったことがあるという調査も出ているほど使われている機能です。
なぜ、こんなことになっているのか。
LINEアカウントは重いという感覚
初対面でLINEアカウントを聞かれるのは少し重い。。
初対面で見ず知らずの人とやり取りするのに、いきなりLINEは重い。
そう感じる若い世代は少なくないようです。
そう、彼らからすれば「LINEアカウントは家族や親しい友達、アルバイト先での業務連絡等に使用され、初対面の相手に教えるものではない」という感覚。親密な関係性がない人なら、とりあえずLINE交換はしなくていいや…という考え方なのです。
では、代わりの連絡手段は何なのか。それがInstagramのDM機能です。
まずはInstagramのアカウントを交換する。そして、投稿やストーリーで相手のプライベートを知った上で仲良くなれそうな人とはDMでやり取りが始まるのです。
ストーリーのコメントやリアクションからDMに繋ぐのが良いみたいです。
いきなりLINEを聞いたり、直接DMを送ったりしてドン引きされないように…!!
グループ機能やビデオチャットでLINEと同じように使える
LINEに使い慣れている方々からすると、そんなにInstagramのDMって使いやすいのか?という印象を持たれる方も少ないないでしょう。
InstagramのDMって使いやすいの?LINEみたいにスタンプや写真、動画も送れる?グループ機能とかビデオチャットもできるの?
ところが実際にはInstagramのDM機能では、数多くの機能が実装されています。
- メッセージの送受信
- 写真・動画の送受信
- ビデオ通話
- グループメッセージ
- 絵文字でのリアクション
ここまで機能が充実しているなら、LINEである必要はもうない、というワケです。
Instagramの比重がますます高まる
多くの方に使われているDM機能ですが、どうやら一時的なトレンドでは無さそうです。
というのも、Instagramの機能がさらに拡充されてきており、若年層の生活の中での比重が増しそうという事実です。
具体的には、既にInstagramの機能がGoogle、Youtube、Amazonの領域にまで進出してきており、多くのユーザーがそれに依存するようになってきているという事実です。
- InstagramのGoogle化(検索)
Google検索してお店を探すのではなく、Instagramでお店を見つけてから名前だけをGoogle検索するのが当たり前になっています。Google検索すら「もう古い」のです。 - InstagramのAmazon化(eコマース)
ShopNow機能により、既に商品カタログを掲載することはできるようになっています。CheakOut(決済)機能もアメリカでテストされており、Instagramで見た商品をそのまま購入できるようになります。 - InstagramのTikTok・YouTube化(動画コンテンツの閲覧)
Instagramのリール動画やLIVE機能により、静止画だけでなく動画コンテンツの比重も高まっています。YoutubeやTikTokに近い機能も増えてきていると言えるでしょう。 - InstagramのLINE化(コミュニケーションツール)
この記事で取り上げられている通り、LINEの代替手段として使われるケースが増えてきています。
いくつかを詳細にご説明します。
インスタで商品を探してからググるのが当たり前
一番よく使われている検索エンジンがGoogleであることから発生した「ググる」というワード。ところが10-20代前半の若年層では、Instagramの方が重宝されています。
Instagramで見たものしかGoogle検索しない。
インスタで見つけて、Googleで検索するのはお店の名前だけ。
Instagramで探すから、そもそもInstagramに出てないものは選択肢にならない
10-20代前半の購買行動は、多くの方がイメージしているような「Google検索→商品の閲覧、購入」ではありません。「Instagramで商品発見→Googleで指名検索だけをして購入」です。
実際に旅行先のホテルを決める際なら、「北海道 ホテル」とGoogleで検索するのではありません。
「#北海道ホテル」とInstagramで検索し、写真の雰囲気の良いホテルに決める!というイメージです。
そのため、Google検索を他の世代よりもしない傾向があるようです。
基本的にGoogle検索をしても、表示されるのはアフィリエイト記事のような「一方的な情報発信」。Instagramであれば、見た目で判断できるうえ、第三者によるコメントやいいねも集まっているので信用できる、というわけです。
これは言い換えれば「Instagramに出てこないものは存在しないとの同じ」ということでもあります…。
ショッピング機能が強化され続けている
InstagramのAmazon化と先ほども書きましたが、Instagramのショッピング機能は強化され続けています。
ECサイトを持つ多くのアカウントが利用しているものがライブ配信機能。商品を写真で伝えるだけではなく、ライブ配信を行うことで写真では伝えきれない商品のディテールを紹介し顧客獲得に成功しています。
Instagramは2018年に「ShopNow(ショッピング機能)」が導入されました。ECサイトを運営する企業には大きな変化です。実際にページをみてみると、商品写真と値段が表示されとても見やすい構造となっていますが、決済機能がありません。現在は商品カタログのような機能しかなく、実際に在庫があり注文できるかどうかは外部のECサイトに遷移しなければわかりません。
そのためMeta社が今後は「Checkout(決済)」機能も実装予定。さらにVRやARへの対応も今後展開されていくことが期待されています。
すべてショッピングのためにMeta社が積極的に開発を進めているのです。
Instagramのショッピング機能の強化はまだまだ続きます。
Instagramが公式LINEと同じように配信ができるように
意外にも多くの方に使われていることが分かったInstagramのDM機能。
これが今回、Messaging APIが解放され外部ツールと連携できるようになりました。つまり公式LINEと同じようなメッセージ配信がInstagramのDMで自動化できるようになったのです。
メッセージ配信と聞くと「知らない企業やブランドから一方的にDMを送りつけられる」というマイナスな印象を受ける方もいるかもしれませんが、違うのです!
自分の投稿(フィード投稿、ストーリー、ライブ配信等)にコメントした
ユーザーに限り、自動返信が可能
こちらからアクションを起こさない限り、配信はされない仕組みとなっているのです。詳しくはこちらの記事で。
こんな有益な機能、きっとお高いのでは。。
そんなお声も聞こえてきそうですが、
LINEよりお安くやらせていただいています!
今後Instagramの比重が高まると予想され、InstagramのDM自動化に興味があるならiステップしかありません。導入を検討してみようかな、という方は詳しくこちらでお話ししましょう!
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LINEよりもInstagram優位の時代はもう始まっている
メッセージのやり取りはInstagram、検索はInstagram、ショッピングはInstagram。時代はまさにInstagram中心になってきているのです。
Instagramの利用は若者中心と書いてきましたが、実際多くの企業がビジネス目的でInstagramを運用しています。しかし、実際にInstagramのDM(もはやアカウント自体)を使いこなせている企業はとても少ないです。
せっかく運用するなら「問い合わせや売り上げを立てるため」のInstagram運用を目指しましょう!
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